Air on the G string
なかなかコロナ渦から解放されず、行き詰まり感も日常化しつつある今日この頃です。
因縁からの解脱が仏道であるのかどうかはわかりませんが、嫌な思いをさせられることで因縁消除していけるという考え方があるようです。
また一方、幼年期からのトラウマや罪悪感を正確に認識することが、辛くても人生改革につながるともいえるらしい。
感情にも周波数があって、396Hzは罪やトラウマや恐怖からの解放とのこと。
平均律でA=444.5HzならG=396Hz。
春頃、442に調律されてるなら、夏の湿度でそろそろA=444.5Hzに上がってきているかもしれません。
今が弾き頃です!
ト調曲が良いのでしょうか?
417ヘルツ
幸せを感じるとき、脳内でオキシトシンが分泌されるとのこと。
417Hzはマイナスから変わる効果があると研究されているようです。
作今の基準ピッチはA=442Hzですが、長らく不幸になるピッチであると実しやかに言われてきました。
ところが平均律で調律すれば、半音下のAsは417Hzになります。
幸と不幸は隣合わせ。
単音で聴けば良いかもしれませんが、曲ではそうもいきません。
A=442は不吉なピッチであると思うのでなく、マイナスから変化する417も同時にあると思うだけでも良いイメージになります。
思い込みとヘルツ効果とどちらが有効かはわかりません。
気持ちよくピアノを弾きたいものです。
ともあれ、平均律をおすすめ致します。
Detective
Spotifyで聴けるポリーニ以前のCC優勝者はハラシェヴィチ、ステファンスカ、Uninsky。Zakが見つからなくてOborinのPソロも見つかりませんでした。
現代の演奏とそれほど違う感じもなく私には聴けました。
Chopinといえば単純にルービンシュタインとの感じですが、よく聴いてみないと案外、演奏の特徴がつかみにくく現代とは大分違う感じがします。
ホロヴィッツはルービンにライバル的嫉妬をしたそうですが、どちらも演奏自体は私にはわかりにくく、それ故にレジェンドであるように思います。
ポリーニの録音はある時期から特別使用の楽器fab~らしいですが、以前の方がクリア感があって私個人的には好きです。
昔のピアノはそんな感じだったのかもしれません。
調律師にとってピアノ演奏を聴くことは大切です。
文章を読む以上には、聞いたり書いたり話したりすることは出来ないといいますが、それは音楽にも言えることかもしれません。
坂口安吾が探偵のように歴史をみたように、演奏家が作曲家を考古学するように、楽器に携わる者は演奏から楽器を追及していきたいものです。