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かれこれ長いつき合いのCDプレイヤーが壊れました。
手持ちのCDもあるし買い換えようかと思いましたが、結局Spotifyに入ることにしました。
手持ちのCDがSpotifyに全部あるわけではありませんが新着を買う必用も減るし、いろいろと聴き放題なのでよかったです。
手持ちのアンプに繋いで聞けば音質よし!
スマホでなくPCにすると更に音が良くCDプレイヤー以上とのことですが、つけたり消したり多いと不便かな?と思いました。
私はクラシックピアノを聴くことが多く、他はなかなかアルバムを買うほど好きでもなかったのですが、おかげで気軽に色々なジャンルを聴くことが出来ました。
音楽に詳しいと調律が上手くなるかどうかはわかりませんが、会話や興味の幅がひろがります。
なんとなく聴かず嫌いだったjazz聴きを増やせました。
反論もあるでしょうが、jazz好きは浮気性が多いとの統計やら。
何となく、そういう雰囲気なのかもしれません。
チェット・ベイカー様にでもなりきった妄想で頑張ってしまうのでしょうか?
Don’t think! feel.
漱石の自伝小説『道草』にちなんだ話が️nikkei紙に連載されていて,毎日少しずつ話がすすむのが新聞小説のいいところ。
夕刊のワンダランド~は私的には更に面白いです。
緊急事態でますます閉塞し、Asia人は特に陥りやすい同調圧力で全体主義になっていかないことを祈るばかりの世ですが、漱石は現実に絶望した後に人はどうなるかの3通りを、出家する『門』(ピアノ出番少しあり)、狂う『行人』、自殺する『こころ』で書いたという。
NHK100分で名著では『金閣寺』を解説していて、こちらは自殺でも過激な行動に走る。
物としてある建築美は燃やせても、流動する音楽は燃やせない。
絶望的状況にあっても、ふとした鳥の囀りなどに安寧を感じることが出来る人は大丈夫ならしい。
ピアノをそんな風に弾けるといいと思います。
最近は好きなクライスレリアーナの譜読みを始めたのが楽しい。
全然正しくは弾けないのですが、閉塞感に押し潰されずに曲に浸れます。
2度や9度のゆっくりな不協和が多いので、やはり調律が大切です!
名調律師とは
20世紀末、ノストラダムスの未来予言的中率は100%であるとの話がありましたが、占い的中率は人にもよるが3割位と何かの雑誌でみたことがあります。
イルミナティカード予言は当たってほしくないですね。
解釈の仕方で、どうとも捉えられるのが言葉のあやふやな性質だと思いますが、思うのはピアノの雑音。
原因が完全に物によるので、どう解釈しようが表現しようが、いつも原因は唯一つで言い逃れは出来ません。
ところが、それを探し当てるのが難しく、経験と知識とカンのよさで、みつける能力に個人差があると思います。
うまい人は上手くて、どこから音が出ているのか探し当てるのが的確だったりします。
このたび、自分のピアノを弾くと雑音が出はじめて、気になってしょうがない。
音は2点dis。
散々、ネジ締めしたり掃除したりアクションをバラしたりしましたが、結局は鉄骨下で見えないところの共鳴板のニスはがれ。
パリパリ剥がして掃除したら止まりました。
どんなに素晴らしい調律をしたところで、雑音があったとしたらどうにもなりません。
雑音をすぐにみつけられる人は名調律師だと思います。