猿飛佐助
私の生まれた頃に人類は月に到達したらしいですが、あまりに諸説あるので本当のところはわかりません。
カトリック教徒の大統領はバイデン大統領が2人目で、初のケネディ大統領の暗殺と関係するとの話云々があったり、未だに裏側は謎だったり。
私が若い頃にハマって手に入るの作品はほぼ読んだ作家の半村良さん。最近「産霊山秘録」が復刊されていて読み返しました。
半村さんのSFが私の最初に体験した都市伝説ですが、これ以上に深いものは知りません、圧倒的です。月に最初に行ったのは猿飛佐助でした。
クラシックピアノファンのつもりですが、やっとリヒテルにハマりました。
シューベルトD.958がとても素晴らしく、これほど深い響きを知りません。
ロマンチックに情的すぎず、技巧をみせつける風でもない、宇宙的演奏に聴こえます。
そんなリヒテルはピアノ楽器を煩く選ばなかったと聞きます。懐の深さも宇宙的です。
強烈なフォルティッシモは指の太さも感じるものの硬質過ぎず繊細すぎず、ピアノは木材使用で暖かく深い響きの楽器であるのがわかります。
現代科学の超最先端で月に到達出来るのか?、産霊山から飛べるのか?はわかりません。
A New Hope
結果、予想を大きくハズしました!
楽器の差や民族言語的な響きの違いにこだわりすぎると、演奏の本質とはズレた聴き方になってしまうのかな?と痛感いたしました。
それでも仕事柄、楽器には着目していきたいと思います。
今回の楽器別の順位は、
1位ファツィオーリ、2位シゲルカワイとスタインウェイ、3位ファツィオーリ、4位スタインウェイとスタインウェイ、5位ファツィオーリ、6位シゲルカワイ
となりました。
ファツィオーリとシゲルカワイの躍進が目立ちます。
スタインウェイ覇権、日本国内のヤマハ覇権は不動に思えていましたが、新たな兆しが訪れているのかもしれません。
ショパン・コンクール
youtubeのおかげで、今年のショパンコンクール予選の観賞をしやすくなりました。
日本人が3次予選に5人も残ったので、オリンピックを見るかのように応援しながら聞いています。
ヤマハ使用者が消えて残念ですが、シゲルカワイ、FAZIOLI、スタインウェイ279と300が使用されてるようです。
279と300で随分と音が違い、同じメーカーでもこれだけ違うのが、わかりやすかったと思います。
演奏の違いだけではない楽器の違い、選ばれた4台の違いがよくわかります。
演奏のことは私シロウトなので勝手なもんですが、個人的な好みの予想でカミル・パホレッツ、ヤクブ・クリーッシュ、小林愛美さんの順と予想しています。
お三方、スタインウェイ279を使用されていますね。