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417ヘルツ

幸せを感じるとき、脳内でオキシトシンが分泌されるとのこと。

 

417Hzはマイナスから変わる効果があると研究されているようです。

作今の基準ピッチはA=442Hzですが、長らく不幸になるピッチであると実しやかに言われてきました。

ところが平均律で調律すれば、半音下のAsは417Hzになります。

 

幸と不幸は隣合わせ。

単音で聴けば良いかもしれませんが、曲ではそうもいきません。

 

A=442は不吉なピッチであると思うのでなく、マイナスから変化する417も同時にあると思うだけでも良いイメージになります。

思い込みとヘルツ効果とどちらが有効かはわかりません。

気持ちよくピアノを弾きたいものです。

 

ともあれ、平均律をおすすめ致します。

 

 

Detective

Spotifyで聴けるポリーニ以前のCC優勝者はハラシェヴィチ、ステファンスカ、Uninsky。Zakが見つからなくてOborinのPソロも見つかりませんでした。
現代の演奏とそれほど違う感じもなく私には聴けました。

 

Chopinといえば単純にルービンシュタインとの感じですが、よく聴いてみないと案外、演奏の特徴がつかみにくく現代とは大分違う感じがします。
ホロヴィッツはルービンにライバル的嫉妬をしたそうですが、どちらも演奏自体は私にはわかりにくく、それ故にレジェンドであるように思います。

 

ポリーニの録音はある時期から特別使用の楽器fab~らしいですが、以前の方がクリア感があって私個人的には好きです。
昔のピアノはそんな感じだったのかもしれません。

 

調律師にとってピアノ演奏を聴くことは大切です。
文章を読む以上には、聞いたり書いたり話したりすることは出来ないといいますが、それは音楽にも言えることかもしれません。

 

坂口安吾が探偵のように歴史をみたように、演奏家が作曲家を考古学するように、楽器に携わる者は演奏から楽器を追及していきたいものです。

猿飛佐助

私の生まれた頃に人類は月に到達したらしいですが、あまりに諸説あるので本当のところはわかりません。
カトリック教徒の大統領はバイデン大統領が2人目で、初のケネディ大統領の暗殺と関係するとの話云々があったり、未だに裏側は謎だったり。

 

私が若い頃にハマって手に入るの作品はほぼ読んだ作家の半村良さん。最近「産霊山秘録」が復刊されていて読み返しました。
半村さんのSFが私の最初に体験した都市伝説ですが、これ以上に深いものは知りません、圧倒的です。月に最初に行ったのは猿飛佐助でした。

 

クラシックピアノファンのつもりですが、やっとリヒテルにハマりました。
シューベルトD.958がとても素晴らしく、これほど深い響きを知りません。
ロマンチックに情的すぎず、技巧をみせつける風でもない、宇宙的演奏に聴こえます。
そんなリヒテルはピアノ楽器を煩く選ばなかったと聞きます。懐の深さも宇宙的です。
強烈なフォルティッシモは指の太さも感じるものの硬質過ぎず繊細すぎず、ピアノは木材使用で暖かく深い響きの楽器であるのがわかります。

 

現代科学の超最先端で月に到達出来るのか?、産霊山から飛べるのか?はわかりません。

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