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Stiff Shoulders

調律学校に入ったのが22、仕事が24からなので、現在は調律を28年、キャリア26年でしょうか。

気がつけば早いもので、そろそろ私も50になってしまいます。
というわけで、軽い五十肩になっております。

 

安静にしていれば良いのかというとそうではなく、やはり動かしていかないと更に悪化してしまうとのこと。
毎日、軽いストレッチを心がけています。

 

動かさないというのはピアノの場合も良くなくて、渋いタッチになったりするものです。
潤滑剤を塗ったり関節的部分を磨いたり拭いたりすると滑らかになったりしますが、大切なのは毎日少しは弾いてあげることです。

自然な動きの良さになってきますので、適度に履かれた靴のように馴染んできます。
Myピアノは、その人その人にとってのベストなピアノに育ってきます。

 

若い頃にアスリートのように運動された方は老後も健康な方が多いようです。
ピアノもアスリート的に弾きまくれば良いかというと、それはさすがに難しくて、やはり消耗していきますが。

 

軽い運動や散歩をするように弾かれるのが良いのだと思います。

 

そして、年に一度の健康診断とピアノ調律が大切です!

令和ピアノ

 

<一九二六年には大正天皇が崩御し、年号が昭和に変わった。日本でも暗い嫌な時代がそろそろ始まろうとしていた。モダニズムとデモクラシーの短い間奏曲が終わり、ファシズムが幅をきかせるようになる。>
村上春樹 著  1Q84 BOOK 1 前編  から


1920年代のスタインウェイが名器であるのは有名な話ですが、世界恐慌前夜。
日本では昭和が始まった年代です。

平成初期の国産ピアノが何故か良いような感じが前からしていたのですが、考えてみればバブル崩壊は平成3年から。
 

この度、めでたく令和元年になりました。

今時の国産ピアノは不景気と聞く反面、安定した品質であるような印象が私にはあります。

もうそろそろ世界恐慌が起き、日本もそれに巻き込まれるとの経済予測を聞く今日この頃。
令和に乗じた販売戦略ではありませんが、どうも元号初期のピアノは品質が良いのかもしれません。

ピアノをお選びの際にはメーカーやモデル以外に、時代のことも気にされてみては、いかがでしょうか?

夏はビール!

 

猛暑が続くとピアノの不調が心配ではありますが、仕事終わりのオフタイムにはやはりビールで一杯といきたいところです。
ビールに合うといえば餃子ということで、最近はちょくちょく自分で作ることがあります。

何度か作っていると気がつくことがあり、皮の違いが気になるようになりました。
いくつかの種類を試してみると、良し悪しというか自分の好みが見えてきました。


ピアノも国やメーカーの違いがいくつかありますが、大切なのは自分の好みです。
いろいろと弾いてみると、きっと好みがわかってくると思います。

うわべだけの評価だけにとらわれずに、自分の素直な感覚を大事にしていきたいものです。
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    代表 小林 弘児(こばやしこうじ)

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