令和ピアノ
<一九二六年には大正天皇が崩御し、年号が昭和に変わった。日本でも暗い嫌な時代がそろそろ始まろうとしていた。モダニズムとデモクラシーの短い間奏曲が終わり、ファシズムが幅をきかせるようになる。>
村上春樹 著 1Q84 BOOK 1 前編 から
1920年代のスタインウェイが名器であるのは有名な話ですが、世界恐慌前夜。
村上春樹 著 1Q84 BOOK 1 前編 から
1920年代のスタインウェイが名器であるのは有名な話ですが、世界恐慌前夜。
日本では昭和が始まった年代です。
平成初期の国産ピアノが何故か良いような感じが前からしていたのですが、考えてみればバブル崩壊は平成3年から。
この度、めでたく令和元年になりました。
今時の国産ピアノは不景気と聞く反面、安定した品質であるような印象が私にはあります。
もうそろそろ世界恐慌が起き、日本もそれに巻き込まれるとの経済予測を聞く今日この頃。
令和に乗じた販売戦略ではありませんが、どうも元号初期のピアノは品質が良いのかもしれません。
ピアノをお選びの際にはメーカーやモデル以外に、時代のことも気にされてみては、いかがでしょうか?