浜松
東京アラートが解除されることを願っておりますが、自粛中には多くの録りためたTVを視聴。中でも今年始め頃のブラタモリ、なぜ浜松が楽器の町になった♪が、とてもよかったです。
徳川家康が東の武田信玄に対抗して浜松に城を建てる。洪水が起こりやすい天竜川では綿花栽培が適していた。織物をするようになり織機をつくる木工職人が集まる。織機とオルガンはペダルの感じがどことなく似ている。明治維新後にオルガンが来て、故障したオルガン修理に成功した山葉寅楠はピアノつくりを目指すようになりアメリカに5か月の見学。
TVに米ピアノ会社名は出ませんでしたが、キンボール、メイソン・アンド・ハムリン、スタインウェイ・アンド・サンズなど視察したようです。
かつて浜松は木材の一大集積地で南アルプスから天竜川で運んだ。
楽器用木材の乾燥には遠州の空っ風が適していた。
旧軍時代、飛行機のプロペラは木製で日本楽器製、つまりピアノの木工技術で作られていた。
やがて金属製プロペラになり、その金属加工技術は管楽器に活かされていく。
との話が45分に凝縮されていました。
ともすると部分的に小難しくし過ぎてしまうのではなく、大きな流れをわかりやすく、ざっくりと捉えていくことがとても大切であると感銘いたしました。