フィボナッチ数列
マグダラのマリアがキリストの奥様であるというのは秘密でしたが、レオナルド・ダ・ヴィンチにほのめかされ、その秘密を公開してしまったのが、ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』のようです。
『ダ・ヴィンチ・コード』冒頭のシーンでは、有名な数字配列「フィボナッチ数列」が暗号として使われています。
フィボナッチ数列とは、1、1、2、3、5、8、13、21。2つの数字の合計を並べているにすぎない数列で、0+1=1、1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8。
有名になったのは、隣合う数字の大きい数字÷小さい数字=1.618(黄金比の比率)に近づくから。
黄金比を知れば神に近づける、と言われます。
イスラエルを統一し、エルサレムを都としたイスラエル王ダヴィデをモデルとしたミケランジェロの代表作も黄金比を巧みに使っているようです。
自然ともつながりがあって、花や葉、カタツムリの渦巻きはフィボナッチ数列によると言われています。
また、正方形の中に最大の丸い円を書くと、円の面積が78%、円以外の正方形の面積は22%です。
この比率はユダヤ商法にも使われているようです。
宇宙とは実は何かの法則で出来ているのかもしれません。
ピアノの外装は、ピアニストに芸術的インスピレーションを与えるものとして、デザインされているものがあります。
スタインウェイにフィボナッチ数列によってデザインされたものがあり、自然や宇宙につながるピアノを連想します。