22年ぶりの調律
今回は船橋市で家庭の調律でした。
引っ越し後のサービス調律で、なんと22年ぶりの調律です。
ピアノはカワイのセミグランド。
お客様は、社会人ですが昔は音大にいこうかと思う位にショパンやリストを弾かれていたそうです。
大抵のピアノには調律カードというのが入っていて、いつ調律されていたかがわかりますが、
昔には毎年調律をされていたようで、20年ぶりのわりにはピッチが下がっていませんでした。
通常は半音位下がっているのもありますが、今回は10Hzくらい。
しかしこれだけピッチ上げしてしまうと調律後の狂いも早く、なかなか安定してこないので、
再度早めの調律をお勧めしましたが、今回が最初で最後かもしれません。
ピアノを弾かれなくなると、インテリアになってしまうようですが、
そのなかには、まだまだ使えるピアノが眠っていることが多いのが現状です。
今後のピアノブームはないでしょうが、大人の良い趣味として、一人でも多くの方にピアノを弾いて頂けることを願っております。