Don’t think! feel.
漱石の自伝小説『道草』にちなんだ話が️nikkei紙に連載されていて,毎日少しずつ話がすすむのが新聞小説のいいところ。
夕刊のワンダランド~は私的には更に面白いです。
緊急事態でますます閉塞し、Asia人は特に陥りやすい同調圧力で全体主義になっていかないことを祈るばかりの世ですが、漱石は現実に絶望した後に人はどうなるかの3通りを、出家する『門』(ピアノ出番少しあり)、狂う『行人』、自殺する『こころ』で書いたという。
NHK100分で名著では『金閣寺』を解説していて、こちらは自殺でも過激な行動に走る。
物としてある建築美は燃やせても、流動する音楽は燃やせない。
絶望的状況にあっても、ふとした鳥の囀りなどに安寧を感じることが出来る人は大丈夫ならしい。
ピアノをそんな風に弾けるといいと思います。
最近は好きなクライスレリアーナの譜読みを始めたのが楽しい。
全然正しくは弾けないのですが、閉塞感に押し潰されずに曲に浸れます。
2度や9度のゆっくりな不協和が多いので、やはり調律が大切です!