heaven
皮膚感覚が新鮮だったときのいつまでも忘れられない感動は、年をかさねるごとに素晴らしく思える執着にいき着いてしまいがちで、今が生きにくいのを起点に懐かしむ。
解放がどこかにあるのなら、過去現在未来へと読く先の希望らしきものを頭を使ってはからうよりは、予期せぬ変化の束の間を見逃さないようにしたい。
農耕か文字の使用が時間の発生と関係するのか、それが現在意識が希薄になり自意識が肥大して過去と未来に押しつぶされるのならば、自意識からの解放が鍵なのか、頭で考えないのが救いなのか。
天国への鍵、
それらしきやりかたを示したもののように、見えない妄想は逞しい。
ピタゴラス以前にもハーモニーはあったらしいですが、人間以外の動物や自然の声が、いわゆるハーモニーに聴こえるわけでもない、
それは祝福なのか呪いなのか。